QCon Tokyo 2009 総括

個人的にQConを一言で言うと「シンプルなソフトウェア開発をするために何が必要なのでそれらの解が揃いつつある」と感じました.
インフラ面だとクラウドコンピューティングだったり,開発プロセスだとアジャイル開発だったり,言語だとRuby/Railsだったり.特にクラウドコンピューティングは昔は限られた人しかパソコンを持っていなかったのに,今では誰でも持っているのと同様のインパクトがありそうである.まだこれらの解は点レベルだし,日本の文化はある意味ドメスティックなので必ずしもこれらが日本でも流行るとは限らないが,点の解がいずれは線になった瞬間に今までのシステム開発から大きな変化をもたらすはずである.
これからの開発者としてはそのトレンドを抑えなければ今後のソフトウェア開発をリードすることは出来ないというのを実感した.リードというより開発者として生き残れないのではないか.そんな時代に突入しようとしている.そのためにはしっかりと素振りを繰り返しておくしかない.

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QCon Tokyo 2009 初日
QCon Tokyo 2009 2日目