日本語ナメんなよ

今日朝一でオフショアに関する打ち合わせしたいとお達しが来たので久々に本部に出社.
内容はオフショアの案件増やしたいよねー云々だったのですが,その中でオフショア先の人って日本語の仕様書じゃなくて中国語の仕様書の方が嬉しいんじゃないですか?と質問したら,日本語で理解して実装していますと答えたので,ちょっと待てと,行間に趣を感じる日本語をナメるなよと言ってやりました.*1
学校で習う国語の授業は設計書を書くのにはあまり役に立つことが少ない気がする.日本って多くを語らないことが美だったりしますよね.俳句とかも少ない文字で多くのことを表現しようとしている良い例じゃないでしょうか.ただ、設計書を書く時にそういう表現をされると仕様漏れとかになってしまうので良くないわけです.設計書を書くならどちらかというと数学の証明に近い方式が良いのかな.要件をコードで証明するみたいな.
そもそも日本人である私も他人の仕様書だけでは汲み取れない部分は多いですよね.主語とか述語とか目的語とか省略しちゃってるともう正確に読み取れない.あのーこれどういう意味ですかね?と聞いている時点で仕様書を汲み取れてない証拠.そんなんじゃ国内だろうが海外だろうがうまくいかないわけないよなー.

なーんて悶々としている内に打ち合わせは終了したのでした.有意義だったら良いけど.

にしても,どうにかして分かりやすい設計書とか書けないもんかねー.ちょっと考えてみようか.

*1:だいぶ尾ひれつけてますが